※fabcrossに貼ってあった動画です。
金属を3Dプリンターで扱えるようになった、ってことですか?
【細かなディテールを必要としない用途向き】
fabcrossの伝えるところによりますと、マサチューセッツ工科大学(MIT)の研究者たちが、液体金属を使った高速プリントを可能にする積層造形技術を開発し、テーブルの脚や椅子のフレームのような大型部品を数分で製造できることを実証した、とのことです。
詳細は記事でご確認頂ければと思いますが、液体金属造形(LMP:Liquid Metal Printing)という技術を使用、同等の金属3Dプリントプロセスよりも少なくとも10倍速く、金属を加熱して溶かす手法は他の手順よりも効率的だ、と伝えています。
また記事によると速さを優先するため、解像度を犠牲にしているので、建築、建設、工業デザインなど、大型構造物で各部にそれほど細かなディテールを必要としない用途に向いている、と伝えています。
アルミニウムでフレームやテーブル、椅子などの部品を造形し、それが造形後の機械加工に十分耐えるほど強靭であることを示した、将来的に、一般の人々がリサイクルアルミニウムを溶かして部品を造形できるようになれば、金属3Dプリントのゲームチェンジャーとなる可能性がある、と研究チームのコメントを掲載しています。
【耐荷重はどれくらいなのかしら。】
コストについては記載されていないので、まだまだ実用までは至らないかもしれませんが、動画を見る限り結構な装置がいりそうなので、少なくとも現場でさらっと作れるものではなさそうです。
ただ、記事にリサイクルアルミニウムを使って、とあるので資源の再利用には向いてそうです。
となると、やはりコストダウンは期待できないですかね。
今後の研究に期待です。
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