
(c) まんまる|写真素材 PIXTA
アオムシと勘違いはないと思うが、さすがに口にするものに”ミドリムシ”と
いう名前は...
毎日.jpの伝えるところによりますと、プランクトンの一種、ミドリムシが
新たな食品として注目を集めている、そうです。
記事によりますと、ミドリムシは理論上は「これと主食だけで人間が生きられる」と
いうぐらい豊富な栄養素を持っており、光合成するので地球温暖化対策としても
期待できる、そうです。
ところが、このミドリムシを加工してサプリメントとして発売したある企業は
女性がチョウや蛾のアオムシを連想したらしく、さっぱり売れなかったとか。
クッキーにして日本科学未来館のお土産ショップにおいたところ、着実に人気が
出てきているんだそうです。
そんなに栄養豊富なら、長期保存できるようにして、非常食として防災グッズと
一緒においておけるようにすればいいのに...と思ってしまいますね。
また、住友共同電力が昨年から、愛媛県内の火力発電所にミドリムシを入れたタンクを
設置し、排出ガスをろ過する実験をしており、他の植物ではガス中の二酸化炭素が
濃過ぎて死んでしまうが、ミドリムシは逆に、通常の大気より成長が促進された、と
記事は伝えています。
この実験がうまく行けば、排ガスで育てたミドリムシをクッキーにして食べる...
という循環型社会が...あまり想像したくないですが...(汗)
なんだか、こんな記事を見ていると、クロレラとかそんな類のものをイメージ
してしまって、ときどき騒がれるがいつの間にか消えている、そんな感じが
してなりません。
是非研究を進めて頂きたいところですね。
サプリメントとかにするからよくないんですかね??
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