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- Photo credit: U.S. Department of Energy on VisualHunt
※イメージ画像です。
なんや、なんや出来てるじゃないですか、夏のエネルギーを冬に使うシステム。
【夏のエネルギーを水素で保存】
GIZMODO JAPANで紹介されていた『小型リバーシブル SOC システム』というシステムが画期的です。
多分動画の説明が一番短く簡潔なので、こちらでどうぞ。
夏の暑さが冬に役立つらしい…🤔#スマートエネルギーWeek pic.twitter.com/b304eqWldx
— ギズモード・ジャパン (@gizmodojapan) October 2, 2024
同システムを開発したのは、日本特殊陶業という会社だそうですが、同システムのプレスリリースがこちら。
スマートモビリティJPで詳しく解説されていますので、興味のある方はそちらの記事でどうぞ。
2024年に実証実験、2025年に製品化をめざす、としています。
【個人レベルでは難しいので、自治体レベルで】
年々夏の気温がぐんぐん上がって、このままだと日本でも何十年後かには、50℃になるかもとか言われてますが、誰もがこの夏の暑さをエネルギー変換して、冬に使えないかと考えていると思います。
それを実現してくれそうなのが、このシステム。
現状の課題は案の定、コスト。それでも同様のバッテリーを作ることを考えれば、水素の貯蔵は約460万ぐらいとか動画で言ってるので、システム全体でうん千万とかかかりそうですね。
となると、やっぱ自治体でエネルギーの地産地消すればよいのに、と思うのですが。
しかし、エネルギーインフラとかは結局、あちこちから妨害が入って早期実現ができないんでしょうね。
いろいろ自然災害が甚大化(それだけ大きなエネルギーがある)しているので、そのエネルギーを電力に変える技術をどんどん開発してほしいです。そして電気代タダにしてください。
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