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※イメージ画像です。
なんか一個ぐらい弱点があってもよさそうな。
【試験では、ひび割れを1時間以内に完全修復】
カラパイアの伝えるところによりますと、イギリスの研究チームが、AIとバイオ技術を組み合わせた自己修復アスファルトを開発した、とのことです。
詳細は記事でご確認頂ければ、と思いますが、同研究チームがGoogle CloudのAIツールなどを利用して、歴青(アスファルトの成分のひとつでひび割れに関係する要素)の有機分子を調べ、原子レベルでのシミュレーションを行いつつ、その酸化やひび割れのプロセスを解明し、「スポア」という多孔質材料を組み込んだアスファルトを開発した、と記事は伝えています。
バイオマス廃棄物のような持続可能な材料の使用、道路修復回数の削減、交通のスムーズな流れによりドライバーのストレス軽減、、廃タイヤの熱分解を利用して補修剤を作る方法などの、ほかのプロダクトへの応用も可能と、人にも環境にも貢献できそうな内容を記事は続けています。
【陥没の根本的な解決ではないが】
地盤沈下、液状化など地面そのものの問題を解決するわけではないですが、時間稼ぎは出来そうですね。
それにしても、あまりにも良いことばっかり伝えられているので、逆にちょっと不安になりますが、どっか悪いとことかないんですかね。
まだ市場に製品として出ているわけではないので、これからなんでしょうけど、構造物の老朽化や大雨頻度の増加など考えると一刻も早く製品化してほしいアイテムです。
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