2025年03月17日

今後注目のバッテリーになりそう...エコレコム、『ナトリウムイオン・モバイルバッテリー』を発売


Photo credit: yoppy on VisualHunt.com

※イメージ画像です。


13年持つなら、お安いと思うんだけど。

【発火しづらく、毎日使っても13年使える】


PC Watchの伝えるところによりますと、エレコムが13日、世界初のナトリウムイオンモバイルバッテリとして、本体カラーがブラックの「DE-C55L-9000BK」およびライトグレーの「DE-C55L-9000LGY」を発表した、とのことです。

詳細は記事を読んで頂ければと思いますが、ナトリウムイオンバッテリーの特徴を記事から引用させて頂くと、
高い安全性、環境や人に優しい、広範な温度対応、長寿命の4つの特徴を備える

とのことです。

また、特筆すべきは、
本製品の電池は、一般的なリチウムイオン電池の約10倍となる5,000回の充放電サイクルを単体で実現し、毎日使用しても約13年使用できる

と記事が伝えているところです。

ただ、課題としてもいくつかあり、現時点では法律が追い付いておらずPSE(電気用品安全法)の対象外、回収方法についても現状ではJBRCの対象外となっており、家電量販店などで設置されている電池回収BOXに対応していない、点などが挙げられています。

同社は、今後のモバイルバッテリ市場において、ナトリウムイオン電池をはじめとする次世代電池の採用を拡大し、従来のリチウムイオン電池に代わるモデルを増やしていく方針だ、と記事はくくっています。

【今後のバージョンアップに期待】


出たばかりなので、少々様子見のところがありますが、長期間使用できるのは有り難いですね。
災害用にモバイルバッテリーを持っておきたいところですが、毎日充電しても13年使えるなら、ローリングストック的な使い方もありなので、うれしいところです。

このところ、中華バッテリーの爆発事故が増えているので、より安全なモバイルバッテリーが求められるので、期待したいところです。

とは言え、モバイルバッテリーの発火事故は製品の問題もありますが、ユーザーの扱いにも問題があると思いますが。

バッテリーしかり、電子機器は優しく扱いましょう。

ちなみに、ナトリウムイオンバッテリーのさらに突っ込んだ内容に興味がおありであれば、Advanced Technology Xというサイトで詳しく紹介されているので、どうぞ。


【関連記事】


実用可能なレベルになってきた!?湿度変動発電、センサーの4ヶ月以上駆動に成功 産総研

これだけコンパクトならよいかも、ポータブル電源「Anker Solix C300 Portable Power Station」(2024)

日本での案件、中華製空調作業服のファンバッテリーセット爆発、家焼ける(2024)

EV車の電池ってこれなの?と思ってしまう映像(2024)

【注意喚起】職人さん、ご注意を、マキタ互換バッテリーで違法の疑い強い非純正品が「中国から大量出荷」(2023)


(株)ケイエフの超音波を用いた非破壊測定システム NND



(株)ケイエフの更新履歴 KF Logs、絶賛更新中!



(株)ケイエフといさぼうネットが共同で運営のウェビナー事業 K&iウェブアカデミー 協賛企業随時募集中



(株)ケイエフ、めるまが配信中 配信登録はこちら




(株)ケイエフといさぼうネットが共同で運営のウェビナー事業 K&iウェブアカデミー 毎回CPDS申請






posted by ケイエフ at 09:00| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 今日の気になるニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス: [必須入力]

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック