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- Photo credit: SandiaLabs on Visualhunt
※イメージ画像です。
そのうちスマホから出来るようになったりするのかしら。
【2026年度に打ち上げられる火星衛星探査計画「MMX」などでも利用される予定】
yahooニュースの伝えるところによりますと、東京大学の研究チームが、AIを使って小惑星の表面にあるたくさんの岩石を、まるで”AI鑑定士”のように素早く正確に見分ける技術を開発した、とのことです。
詳細は記事でご確認頂ければと思いますが、。 この技術で探査機「はやぶさ2」などが撮影した小惑星リュウグウとベヌーの画像から、なんと350万個もの岩を自動で解析。
このすごいAI技術は、将来、土砂災害の予測やトンネル工事、インフラ点検など、地上の土木・防災分野でも役立つと期待されている、と記事は続けています。
【ますます進むAI化】
人間が一生かかっても終わらないような、膨大な数の岩石の大きさや形をAIが一瞬で解析できるようになったのは驚きです。
先日、AI関連の講習会をK&iウェブアカデミーで開催したのですが、どんどんAIが業界にも入ってきてますね。
今回の岩石識別のように、AIが画像を見て何かを判断する技術は、私たちの身の回りでもどんどん活躍しています。例えば、スマートフォンの顔認証、車の自動運転支援、お店での無人レジ、工場の製品チェック、お医者さんが病気を見つける手助けなど、本当に様々です。
宇宙生まれの技術が地上の土木工事の安全管理や、土砂災害の危険予測といった「防災・減災」につながる可能性を秘めている、と言えます。
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