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※イメージ画像です。
異常気象という言葉はもうなくなるかも。
【専門家が語る2025年の梅雨と夏】
yahooニュースに『今年の梅雨は大雨?夏の猛暑は?異常気象の権威に聞く』という記事がありますが、複数の報道機関で、今年の梅雨と夏の気象予測について専門家の見解が報じられています。
特に三重大学の立花義裕教授や気象予報士の広瀬駿氏といった専門家は、今年の気象が例年と異なる「異常な梅雨」となる可能性を指摘しています。
具体的には、大雨への警戒が呼びかけられており、地域によっては線状降水帯のような集中豪雨の発生リスクが高まることが示唆されています。
また、梅雨明け後には猛暑が予想されており、特に湿度が高い状態での「梅雨型熱中症」への注意喚起もなされています。気象予報士の広瀬氏によると、7月上旬にかけての雨量に注目が必要とのことです。
上記yahooの記事では、しとしと降り続く雨の梅雨ではなく、晴れ間もあるが、降る時はより強い雨が短い時間にドカンと降る、という指摘もあります。
【本州は本格的な梅雨入りだし。】
専門家の方々が警鐘を鳴らす「異常な梅雨」や「梅雨型熱中症」という言葉は、私たち一人ひとりが気象情報をより真剣に受け止め、主体的に行動する必要があることを示しています。
数年前に酷暑と言い始めて、異常気象だと言ってましたが、梅雨も例外ではなく、今後、バージョンアップした梅雨スタイルになるかもしれません。
明るいニュースとしては、気象庁が2024年3月から、AIを活用した降水短時間予報の試験運用を開始しています。これは、従来の物理モデルに加えて、AIが過去の気象データから学習することで、より高精度な短時間での降水予測を目指すものです。これにより、線状降水帯のような局地的な大雨の予測精度向上が期待されています。
こういう技術を踏まえて、防災対策のバージョンアップもしていかないといけませんね。
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