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※イメージ画像です。
なんか、壮大な話になってますが、確かに重要。
【国土を守り、富を生む】
yahooニュースに「「森林土木」は林業振興のカギ、一般土木と同一視するな!求められる自然との共存」という記事があります。
詳細は記事をご一読頂ければと思いますが、森林・林業に関わる土木、すなわち「森林土木」は、一般の土木とは全く異なる視点と技術が求められる専門分野で、林業の生命線である林道がなければ、木材は1本も市場に運べません。
しかし、多くの森林・林業関係者でさえ、その重要性を軽視しがちで、産学官も技術や制度の改革を怠ってきたと指摘しています。
この記事は、そうした現状に警鐘を鳴らし、森林土木が林業振興の鍵であることを力強く訴えています。
同記事のポイントは、
林業の生命線としての「林道」:
木材搬出のインフラである林道なくして、林業の再生はあり得ないという根本的な事実。
「一般土木」との違い:
森林土木は、単なる工事ではなく、森林の持つ多面的な機能(治水、生物多様性など)を維持・向上させる、自然との共存が前提の技術である点。
改革の遅れ:
森林土木が林業技術の亜流と見なされ、産学官一体となった技術革新や制度改革が遅れているという厳しい現実。
について記述されています。
【林業再生と国土保全の中核に】
なんか、一般土木の方に喧嘩売ってるんか、と思われそうなタイトルですが、50年、100年先の森の姿を見据え、木を育て、水を守り、そこに住まう生物の多様性を保全する、まさに「森を育む」ための土木技術を強く主張したかったんでしょう。
確かに大事なんですが。
最近の土木は、遠隔操作やAI、ドローンとIT技術がどんどん入ってきてるので、担い手不足の解消も遠い話ではないでしょうし、まずは、若い人に「森林土木」を知ってもらう事からではないですかね。
まずはこういう記事から興味を持ってみてはどうでしょ?
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