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※イメージ画像です。
【突然爆発して45センチ隆起】
カラパイアの伝えるところによりますと、2025年6月頃、アメリカ・ミズーリ州ケープジラードで猛烈な熱波により道路がアスファルトのバックル現象を起こした、とのことです。
詳細は記事でご確認頂ければと思いますが、これにより走行中の車が大きく跳ね上げられる事態が発生し、その衝撃的な映像が広く共有されました。その映像がこちら。
It's so hot in Missouri that one city warned drivers: concrete roads could suddenly expand while you're on them. pic.twitter.com/4zWGrY13G6
— USA TODAY (@USATODAY) June 24, 2025
詳細は記事でご確認頂ければ、と思いますがこの一件は、猛暑が道路インフラに与える深刻な影響を浮き彫りにし、周辺地域でも同様の道路損傷や電力網への負荷、さらには世界的な猛暑の頻発化が懸念されている、と記事は伝えています。
【何が爆発したんだろうか】
そう言えば、フランスも高温になり、子どもを守るために熱波宣言が出された、とかニュースが流れてましたね。
日本の道路インフラにとっても他人事ではないと感じさせられます。
アスファルト舗装は熱を吸収しやすいため、高温下では軟化・変形しやすく、今回のようなバックル現象やひび割れの原因となるんだとか。
日本の場合は加えて、インフラの老朽化も進んでいるので、ヤバいですね。
しかし、路面温度の上昇を抑制する「遮熱性舗装」や「保水性舗装」など、日本の企業や自治体が既に様々な対策に取り組んでいるそうで、特に、多機能舗装は、日本の気候変動適応策として非常に期待できそうです。
今後ますます加速するであろう地球温暖化の中で、日本の道路がより「猛暑に強い」インフラへと進化していくことを期待したい、ところです。
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