2012年03月08日
トレンドは設備シェア?太陽光パネルシェア事業 『相乗りくん』事業開始
以前、太陽光発電システム設置費をDMMが負担して発電をシェアする『DMM
ソーラー』というのをご紹介しましたが、ほかにも似たようなのがあるようですね。
トレンドは太陽光発電システムのシェア?
yomiuri on-lineの伝えるところによりますと、自然エネルギーへの転換を目指す
NPO法人「上田市民エネルギー」が、太陽光発電パネルの購入者と設置者を募り、
購入者に売電収入を還元する「太陽光パネル『相乗りくん』事業」を3日から
始めたと発表した、とのことです。
仕組みは、自宅にパネルを設置できない人に対し、日当たりが良く、広い屋根を持つ
人が設置場所を提供、NPOは購入する「パネルオーナー」と、屋根を貸す「屋根
オーナー」を仲介する、というものだそうです。
メリットとしては、パネルの購入費用は数人が共同で負担するため少額で済むこと、
NPOの試算によると、50万円のパネルでは、天候などで変動はあるが、年間
約1200キロ・ワット時以上の発電量が見込まれ、売電収入の試算では10年間で
約57万円の収入が見込まれ、設置費用を回収した上で若干の利益も出る、
とのことです。
ほぉ...先のDMMソーラーにせよ、この『相乗りくん』にせよ、10年という
結構な年月で契約することとなるので、10年の間に発生するであろういろんな
ことを織り込んだ上で、納得できるかどうかがポイントとなりそうですね。
自然エネルギーを活用した発電システムを使えればこれに越したことはないですが
関東方面では何やらエネルギー関連で今後の動きも変わってきそうな感じなので
よく検討したほうがよいかもしれませんね。
しかし、こういうビジネスモデルが出てくるということは個人レベルでは
自宅発電ができればいいなぁ、というか、コストが少なくて出来るなら自宅発電
したい、という需要がそこそこあるということですかね。
自宅設置型で売電は無理でも、せめて自宅で自分で使えるような簡易型発電
システムを作って、10万円ぐらいまでで発売すれば、案外、売れるかもですね。
まぁ、発電量にもよりますが...
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