※イメージ画像です。
川が近い人は、早めの避難を心がけないといけませんね。
【本川の増水が支川を逆流させる】
先般の千葉県豪雨で洪水被害が出ていましたが、報道等で『バックウォーター現象』というキーワードが目についたので、調べてみました。
バックウォーター現象(背水現象) とは、大雨時に本川(大きな川)の水位が急上昇することで支川(小さな川)への流れが塞がれ、支川内で水が逆流・上昇して氾濫を引き起こす現象、だそうです。
国土交通省 近畿地方整備局 河川部水災害予報センターの動画が解りやすく解説しています。
支川の堤防は本川より低く設計されているケースが多く、本川より先に越水・決壊するリスクを抱えています。
日本では複数の豪雨災害でこの現象が確認されています。
2018年西日本豪雨では岡山県倉敷市真備町において、高梁川の増水が小田川に波及し、関連支流を含む合計8か所で堤防が決壊。約12平方キロメートルが冠水し、4,000棟以上が浸水、51名が犠牲となった事例があります。
中小河川の洪水ハザードマップ公表率は2024年3月末時点で約69%にとどまっており、「地図に載っていない危険地帯」が依然として広く存在しているようです。
【「支川・合流点・低地」への感度を高めて】
バックウォーター現象について調べると、これは知らなかった人が悪いのではなく、知れなかった仕組みが問題だった、のではないかと思えてきたりします。
バックウォーターのやっかいなところは、「上流の川が危ない」という情報が、「自分の家の近くの川の危険」に直結するのに、そのつながりを意識している人がほとんどいないことです。
頻繁に線状降水帯が発生している昨今、川の近くに済んでいる方は、上記のような現象があることを意識して早めの行動を心がけるようにしましょう。
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