※イメージ画像です。
数字にされるとかなり厳しいですね。
【数字が示す業界の崩壊寸前】
東京商工リサーチ(TSR)(yahooニュース)の伝えるところによりますと、2026年1月から8月の8か月間で、鳶工事業の倒産件数が110件に達し、前年同期比で26.4%増、実に16年ぶりに100件の大台を突破した、とのことです。
このペースが年末まで続けば、年間170件超という過去最悪水準に達する可能性がある、と記事は続けています。
詳細は記事でご確認頂ければと思いますが、倒産原因の92.7%が売上不振・赤字累積という収益悪化型、加えて人手不足も深刻で、業界の有効求人倍率は7.94倍だ、と記事は伝えています。
【もう遅いぐらいかもなので、早めの対策が必要では?】
最近では休日など環境は改善されてきてはいるものの、まだまだイメージ的には3K業界と見られるのか、若い人から選択肢に入れてもらえない感じですね。
どの業界でも人手不足ではあるとよく聞きますが、有効求人倍率7.94倍というのは、他の業界では1倍を少し超える程度なので、いかに異常な状況かがわかります。
今後10年で懸念されるのは、「倒産しなかった会社」でも起きうる静かな廃業です。熟練の鳶職人が高齢化で引退しても後継者がいない、という形での業者消滅が、数字に現れない形で進んでいく可能性があります。
業者さんが減る→残った数社に集中する→過労・施工品質の低下・労災リスクが高まる、という負のスパイラルに陥る可能性があるので、今のうちになんとかしないといけませんね。
AIやロボット、ドローンによる省力化も大事ですが、人手不足、廃業のほうが早く進みそうです。
ちなみに、現場の関係者と思われる人々の声も入ったまとめがtogetterにまとめられているので、参考までにどうぞ。
【関連記事】
【酷暑日40℃時代】道路舗装・土木作業員のリアル──夏の現場で何が起きているか
政府139億円投入、ドローン国産化プロジェクト 方針決定 政府
働き方改革進む、都3局の土木工事で『完全週休2日』を原則化(2025)
酷暑から作業員を守る! 「夏季休工」と早朝・夜間工事 方針固める 国交省(2025)
社会全体の構造改革、意識改革が必要、建設業界の新時代が幕を開ける 日建連(2025)
Follow @norimenKF

