2012年06月11日

これは興味深い!蚊が雨粒の衝撃に負けないのはなぜ?

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蚊が繁殖する季節ですが、身体の 50 倍ほどの雨粒が降ってきても、その
衝撃に負けずに蚊が飛び続けることができるのはなぜなんですかね?
そんな疑問をジョージア工科大学の研究チームが解明した、そうです。

カラパイアの伝えるところによりますと、実験の結果、蚊は雨粒に胴体を
直撃されていたのではなく、羽や脚に雨粒を受けており、当たった場所に
応じて (飛行機で言うところの) ピッチ・ロール・ヨーを駆使することで
衝撃から回復していることが分かったそうです。

ピッチ・コントロール・ヨーってなんだろ?と思って調べてみたら、飛行
機が機首をあげたり下げたりする昇降舵を制御したり、左右の傾きを制御
するヨー制御のことのようです。

動画を見るとわかるのですが、確かに羽に雨粒が当たったときに羽が湾曲して
それと同時にカラダが傾いていくのがわかります。
羽で衝撃を和らげているわけですね。



また、蚊が雨粒をものともしないのは、質量が小さく外骨格が堅牢だから、
と記事はコメントしています。

どうやら、この研究は無人偵察機に応用を考えてされているようですが、
蚊ほどの大きさのものを設計するには無理があるらしく、この研究が
役立つかどうかは定かではない、と記事はくくっています。

そう言えば、どっかの誰かが言ってましたね、『すべての技術は軍事目的で
開発されポルノ目的で普及する』と...

しかし、最近の雨はゲリラ豪雨などで粒も大きく、雨だけならともかく
大粒のヒョウが降るような今日この頃、あんなのに直撃されたら蚊もイチコロ
ですね。蚊が減ってくれるのは、人間にとってはよいですが...

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ラベル: 雨粒 研究
posted by ケイエフ at 11:28| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | スタッフ・ルーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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