世の中いろんな生き物がいるんですねぇ...
J-net21の起業ABCというインタビューコラムにちょっとおもしろいハエの
話が紹介されています。
とは言っても記事自体は、そのハエの幼虫の性質を利用したベンチャー企業を
起こした人のインタビューなんですが...
詳細は記事を読んで頂ければよいかと思いますが、Green Waste
Technologies, Incの創始者で社長のOlive Lynch氏は、ブラックソルジャーと
いう種類のハエの幼虫が、消費した食物の重量の95%までをオイルに変換する
ことが可能だ、という性質を利用してビジネスモデルを作り、起業、特許申請中
なんだそうです。
このブラックソルジャーという種類のハエが面白いですよ。
記事によりますと、このハエ、成虫になると口がなくなるんだそうです。
まさに、産卵のためだけに生まれて死んでいくんだとか。
なので、幼虫の間に、産卵するためのエネルギーを大量に貯めこむため
幼虫の体にはオイルとタンパク質がとても多く含まれているんだそうです。
このオイルを使って暖房用のエネルギーにしたり、タンパク質は養殖魚の
餌にとすることができるそうです。
残飯や余剰食品を食べさせてオイルを生成すれば、ゴミ処理の手間は
省けるし、新たなエネルギーを生み出すことができる、という一石二鳥な
発想ですね。
オーランチオキトリウムのときもそうですが、世の中、色んな生き物が
いるんですね...しかし、なぜ、このハエは成虫になると口がなくなる
んですかね?
ほかにもいないですかね?このような日本を産油国にしてくれそうな生き物...
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