
(画像はパナソニックのプレスリリースより)
効率がさらにアップして実用化につながればCo2を削減できて、バイオ
燃料までつくれちゃう夢の技術が出来上がるわけですね。こりゃ、すごい。
msn産経ニュースの伝えるところによりますと、パナソニックが、自然の植物と
ほぼ同じ効率で光合成ができる、人工光合成の新技術を開発したと発表した、そう
です。
パナソニックのプレスリリースにさらに詳細がアップされていますが、
今回の開発技術の特徴は、
1.バイオマスで使用される植物と同等(0.2%)の効率を実現。しかも生成される有機物の量は太陽光量に比例して増加。
2.金属触媒や反応環境を最適化することにより、生成される有機物の種類を選択可能。
3.光合成システムを無機材料のみで構成することに成功し、単純な構造を実現。
ということのようです。
人工光合成の効率が0.2%で世界最高と言われると、なんだか先は長いような
気がしますが、それだけ難しいんでしょうね。記事によりますと、平成27
年度に自動車や発電の燃料として利用できるエタノールを同じ効率で生成する
ことを目指す、と記載されています。
資源の少ない日本では、エネルギーを生み出す技術は重要ですね。
将来が楽しみです。
【関連記事】
店で出た廃油をバイオディーゼルに!すかいらーくがリサイクル
『Co2を長期固定化するコンクリートに替わる建築材料 実演セミナー』に
参加してきました。(その1)
人工光合成で新エネルギー?大阪市大教授らのグループが酸素発生の根幹部分の構造解明

Follow @norimenKF