今時の若い子に”ほうれん草と言えばポパイだろ!?”と言ってもピンと
こないかもしれませんね。^^;
そもそもポパイって誰やねん??とツッコミが返ってきそうです。
IROIROで紹介されていたのですが、米化学者が行った実験で、光をエネルギーに
変えるほうれん草の光合成タンパク質を、太陽電池に使われているシリコンに
化合したところ、電流が2.5倍も強い太陽電池ができあがった、そうです。
さらに今回の実験では、パフォーマンスを劣化させずに長期間持続する電池の
生産方法を見出すことにも成功した、そうです。
これはすごい。しかし、なんでほうれん草??...その答えも記事で紹介されて
いますが、これがなかなか感慨深いです。
「何年も緑を保つことができる常緑樹を見ればわかるように、光合成タンパク質の持続性は自然界でも証明されている。我々はそれを、どうやって人工的に再現するかを模索するだけだ」
だそうです。
まだまだ自然界から学ぶべきことが多いようですね。
この技術で是非、ポータブル端末や非常用電源のバッテリーを開発してほしい
ですね。
ちなみに、どうでもいいですが、冒頭で触れました『ポパイ』とは、
アメリカンコミックでブルートという乱暴者と対決して、いつもやられて
しまうのですが、ほうれん草を食べるとパワーアップしてブルートをやっつけて
しまう、というマンガです。youtubeにいくつか上がってるようなので、見たこと
ない人はご覧になってみてはどうでしょ。
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