これは...どうなんですかね...
yomiuri on-lineの伝えるところによりますと、300人以上が死亡した2009年4月の
イタリア中部ラクイラ震災で、前兆とみられる微震が続いたにもかかわらず住民への適切な
警告を怠ったとして、イタリア政府の防災諮問機関に属した専門家と政府担当者の7人が
過失致死罪などに問われた事件で、ラクイラ地裁は22日、7人全員に禁錮6年の実刑
判決を言い渡した、そうです。
記事によりますと、どうやら、同年初めから現地で微震が相次ぎ、大地震を警告する
一部の専門家もいたようですが、上記の7人は地震発生の6日前、「大地震の危険性は
低い」などの見解を強調した、ことが問題だったようです。
大地震の危険性は全くないと言い切って、罪に問われるならまだ判らなくもない
ですが、危険性は低い、ですからねぇ...
これが罪に問われるなら、地震の研究をしていても専門家として公の場で発言できない
ですね。イタリアでは天気予報でも、やはり提訴されたりするのでしょうか...
一方米国の民間団体「憂慮する科学者連盟」という団体は、米政府に判決を非難する
よう求めているようです。(yomiuri on-line)これはこれでなんというか...
諸外国は激しいですね^^;。
【関連記事】
前兆現象で地震発生の事前特定はちょっと...という方向で 地震学会シンポジウム
ちょっと気になりますね、テキサスの地震、シェールガス採掘が原因か??
安否情報をまとめて検索できる【J-anpi】
セーフティークライマー工法が建設技術フォーラムの出展技術に選ばれました。

Follow @norimenKF