2012年12月18日
相模原市、来年3月から小型家電リサイクル事業を開始
記事に”県内初”とあるところを見ると他府県でもあるんですかね?
知りませんでした。
カナコロの伝えるところによりますと、神奈川県の相模原市が、産業界で需要の高いレア
メタルのリサイクルを進める国のモデル事業の”協力地域”に認定され、来年3月より市内に
回収箱を設置し、市民が不用となった携帯電話やデジタルカメラなどレアメタルを含む小型
家電を集める、そうです。
記事によりますと、回収対象は長さ30センチ未満の不用となった小型家電で、当面来年の
3月より向こう3年間回収箱を市内15カ所に設置予定、家電量販店などとの連携も調整中
だそうです。
資源の少ない日本においてレアメタル確保は、随分前から課題となっており、小型家電の
回収については環境省があの手この手でいろいろやっていたようですが、なかなか回収が
進んでいない現実がありますね。
環境省が、この”協力地域”を公募していることも知りませんでしたが、検索してみると、
九州地方に多いようですね。(福岡県のサイトに関係するPDFファイルがあるようです。)
最近では、レアメタルを使わないで動くモーターや大容量バッテリーの開発も進んで
いるようですが、まだまだ実用化には時間がかかりそうなので、うまく回収できるなら
回収してリサイクルしたほうがよいですね。
とそんな記事を書いていたら、九州大などの研究チームがレアメタルを使わない有機EL
の新しい発光材料を開発した(朝日新聞デジタル)、というニュースも流れているようです。
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