先週、国土交通省のメールマガジンで平成24年度国土交通省関係補正予算に
ついての情報が流れていたのは知っていたのですが、じっくり見てる余裕が
なかったので、今週のブログネタにしてみました。^^;
同補正予算の内容は、国土交通省のサイトからPDFファイルで見れますので
ご覧になってみてはどうでしょ。
補正予算のポイントとしては、メールマガジンによりますと、
1.平成25年1月11日で閣議決定された「日本経済再生に向けた緊急経済対策」
に基づき、「復興・防災対策」「成長による富の創出」及び「暮らしの安
心・地域活性化」の3分野を重点として、必要な経費を積み上げています。
2.その中で、国民の命と暮らしを守るため非構造部材や地盤等も含め全ての
安全性を徹底調査、総点検していくインフラ再構築の取組み、エネルギー
・環境問題への対応や観光を含めて強力に成長・地域活性化に取り組む対
策、海上保安体制の強化等に必要な経費を計上しています。
ということです。
アベノミクス関連のニュースによく出てくるキーワードどおりの内容ですね。
補正予算全体の財政支出は13兆1,054億円で、そのうち国土交通関係の補正予算
国費総額は1兆8,801億円となっている、そうです。
弊社の関係しそうなところをピックアップすると、
1 復興・防災対策
1.命と暮らしを守るインフラ再構築(老朽化対策、事前防災・減災対策)
(1)老朽化対策等の推進(2,051億円)
・道路ストックの老朽化対策(873億円)
(2)事前防災・減災対策(3,365億円)
【風水害、土砂災害対策等の推進】
・河川等の風水害及び土砂災害対策(2,076億円)
・道路の風水害・防雪対策(555億円)
・奄美群島における防災対策(0.8億円)
(4)防災拠点となる国の施設の防災対策等の推進(104億円)
2.防災・安全交付金(社会資本整備総合交付金(仮称))(5,498億円)
3 暮らしの安心・地域活性化
3−1暮らしの安心の確保
1.生活空間の安全確保・質の向上
2.公共土木施設等の災害復旧等事業(1,281億円)
3−2地域の特色を生かした地域活性化
4.公共交通の活性化など地域経済・産業の活力向上に資する取組の推進
(5)建設産業の地域の安全を支える取組等に対する支援(18億円)
といったところでしょうか。
公共工事に対する予算では、よく”ばらまき”などと言われたりしますが、
老朽化した構造物や防災に対する予算は必要ですよね。
詳細は国土交通省のサイトのPDFファイルをご覧ください。
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