来年、いや、先のことの話をすると鬼が笑うと言いますが、今年ですらこの状況なので、
侮れないですね...
CNN.co.jpの伝えるところによりますと、地球温暖化に伴い各地で異常気象が頻発する中、
花粉症の原因となる花粉の飛散量が今後数十年で急増すると予想され、昨年11月の
米アレルギー、ぜんそく、免疫学会では、花粉量は2040年までに2倍以上に増えると
いう予想が発表された、そうです。
記事にはさらに興味深いコメントが掲載されています。
ニューヨークのアレルギー専門医、クリフォード・バセット氏は、「二酸化炭素の排出量が増えると、アレルギーの原因となる植物は3〜4倍の花粉を生成するようになる。しかも花粉自体がさらに強力になるかもしれない」と話している。
いままで花粉症やアレルギーで苦労したことがない方からすると、”なんや、なんや、
かなんな、周りでくしゃみする人間が増えるがな”ぐらいにしか思わないでしょうが
アレルギー反応というのは、恐ろしいもので、場合によっては命にかかわってきます。
そこまで行かなくても、止まらないクシャミというのは、著しく体力を消耗するので
生産性を大きく下げるため、社会にとっては大きな損失となるわけです。
それが数十年以内にやってくるというのは、あながち侮れない話ですね。
また、多剤耐性菌ではありませんが、二酸化炭素の増加で花粉自体が強力になる、
というのも恐ろしい話です。
人間も環境に応じて、カラダのどっかの部分が進化していきそうで怖いですね。
すでに一部の地域では始まっていますが、無花粉スギに植え替える方向で
進めて頂きたいところです。
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