海外では、草食系の動物のげっぷやおならが地球温暖化の原因のひとつとして、
割りと本気で色んな対策を報じられることが多いですが、Wired.jpの伝える
この記事を読むと、あながち侮れないですね。
詳細は記事を読んで頂ければよいかと思いますが、ざっくり要約しますと、
仏産の”ガスを減らす飼料”を牛などに食べさせたら、地球温暖化の原因となる
メタンガスの排出を減らすことができ、排出権取引でクレジットを得られるので、
飼料の供給コストをカットでき、かつ、飼料を食べる家畜が健康になって、出す
牛乳は味が向上、使用している抗生物質の量も減っていいことづくめ、らしいです。
なかなかびっくりなのは、
人類の活動に関係する温室効果ガス排出の9%ほどを占めていると言われている。そして、なんと世界のメタンガス排出全体の37%が動物の体内で発生するガスに由来する。
んだそうです。そんなに...
さらに、記事によりますと、メタンは強力なガスで、温暖化効果や気温の上昇と関係
しており、二酸化炭素よりも危険で、大気の温度上昇については、CO2と比べて20倍も
インパクトが大きいと計算されている、んだとか。
こうなってくると、さすがに動物のげっぷやおならも無視できなくなってきますね。
記事で紹介されているフランスの企業の開発した飼料を食べると、牛が排出する
メタンガスを20%カットすることができるんだそうです。
こういう記事を読むと、その飼料、大丈夫なんですか?と思ってしまいますが、
何か変なものを混ぜているわけではなさそうです。むしろ、その飼料を食べれば
牛乳がおいしくなったり、牛が健康になったりする、というのだからすごい
ですね。
これによって、牛肉や牛乳がおいしくなって、人間がバクバク食べて、大量の
ガスを発生させていたら、もともこもありませんが...^^;
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