どんな動物も少なくとも人間よりは、災害を察知する能力がありそうですが...
カラパイアに興味深いニュースが取り上げてられていました。
アカヤマアリという種類のアリには、地震予知能力があるかもしれない、そうです。
ちなみに、このアリ、暴風雨なんかも予知するようで、暴風雨の前には蟻塚を
高くするんだそうです。
記事にはこのアリの興味深い行動が2つ記述されています。
ひとつは、
この調査の間に、その地域でマグニチュード2.0から3.2の地震が10回起こった。通常、アリは人間と同じように、昼間活動して夜は巣に帰る。しかし、地震が起こる前、アリたちは急に落ち着かなくなり、敵に襲われるかもしれないというのに、夜になっても巣に入ろうとせず外で待機していた。
そうです。
そしてもうひとつは、
その一方で、人間が体に感じることのできる一番小さな揺れであるマグニチュード2.0以下の地震には何の反応も示さなかった。
そうです。
地震が発生する前に、動物が騒ぎ出したり、逃げ出したりする現象はよく
ありますが、他の動物もこのアリ同様、マグニチュード2.0以下の場合は無反応
なんですかね?
地震学者は地震の予知は、現在の科学ではかなり難しいと言っていますが、
この手の動物の能力を解明すれば、災害探知機になるかもしれませんね。
その能力が正確に作動していれば、の話ですが。
季節の変わり目だからか、世界各地で割りと大きな地震がここ数日の間に
続いているので、活用できる予知技術があるなら、それに越したことはない
ですね。
【関連記事】
音声で安否をパケ送...キャリア間で「災害用音声お届けサービス」を相互利用開始
土砂災害も発生で救出難航、栃木県北部の地震
負担ばかり先に...地震保険料値上げへ 平均15%
地震予知に失敗したら、禁固刑を言い渡されたでござる、イタリア(2012)
前兆現象で地震発生の事前特定はちょっと...という方向で 地震学会シンポジウム(2012)

Follow @norimenKF