2013年06月21日
石灰+火山灰が鍵 ローマン・コンクリートの強さの秘密
昔の人はよく考えてるんですねぇ。
Gizmodo Japanに古代ローマの建物がなぜ長持ちするのか?その謎が解明された
という記事を掲載しています。
文章的には短くさらっと読めるので、詳細は記事を読んで頂ければよいかと
思いますが、石灰と火山灰を混ぜて作ってるところが鍵なようです。
そう言えば、以前、エジプトのピラミッドにジオポリマーなるスーパーセメントが
使われていたんじゃないか、というWire.jpの記事を当ブログでも取り上げましたが
古代ローマ人はかなりすごいことをやっていたんですね。
ちょっと前に話題になった映画『テルマエ・ロマエ』も古代ローマの話ですよね。
材料の質やその土地の環境なんかも影響するんでしょうが、概ね欧州の家なんかは
古くなればなるほど価値が上がるという話も聞きますし、経年してもそれだけの
耐久性と味が出るようになっている、ということですかね。
日本の家は買ったその日から価値が下がっていきますが...
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