2013年06月24日
がれきと植樹でメンテフリーの森を 岩沼市 森創造プロジェクト開始
今まで国内外1,700カ所で4000万本を越す植樹を行ってきた横浜国立大学名誉教授の
宮脇昭氏が東日本大震災の被災地 宮城県岩沼市で森創造プロジェクトをスタート
させるそうです。
そのプロジェクトの概要をDiginfo.tvが伝えています。
5分少々の動画です。
震災で大量に発生したガレキから毒や分解不能なものを取り除いたガレキを
穴を掘って埋め、土と混ぜ山を作り、さらに土を被せてマウンドを作ることで
植樹する為の植樹地を作り、そこに土地本来の潜在自然植生に合わせた、深根性、
直根性で、根が真っすぐ地中に伸びる主木群を植える。
さらに主木群の他に森を構成するいろいろな種類の植物の苗を1平米あたり3から
5本植樹。
こうすることで、2--3年は草取りを必要としますが、その後は管理不要になる、
そうです。そして、植樹後20年で豊かな森が出来あがり、世代交代を
重ねながら次の氷河期が予想される9,000年後までは保たれる、んだそうです。
まぁ、9,000年先のことは判りませんが、手入れが2,3年で済むという
のはよいですね。
この森が津波の被害も軽減してくれる、そうなので、防災と環境緑化をダブルで
行えるのはよいですね。
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