うまく運用できるようになれば、災害時の通信への不安がかなり解消されますね。
マイナビニュースの伝えるところによりますと、独立行政法人 情報通信研究機構(NICT)が
17日、自律飛行する「小型無人飛行機」とソーラーパネル・蓄電池一体型の持ち運び可能な
「無線基地局」(ソーラー可搬基地局)を組み合わせた、長距離の無線中継通信実験に成功
したと発表、今後、より実際の災害を想定した実証実験を積み重ね、実用化につなげる方針
だそうです。
記事の伝えるところによりますと、このシステム、雨の日を含む最高高度500mまでの小型
無人飛行機による無線中継実験を計30回実施し、中継用飛行機と最大約15km離れた地上局
との間で通信が可能であることを確認した、というから、かなり頼もしいですね。
あとは、予備バッテリーを用意しておけば、もし土砂災害などで道路が寸断され、
孤立集落が発生しても、しばらくの間は通信できそうです。
大規模な土砂災害や地震などで孤立集落となってしまった場合、通信網が確保できると
いうのは、かなり安心できますね。早期運用に期待したいところです。
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