以前、どこかの大学が海の上で人工降雨実験をして成功した、というニュースが
あったと思うのですが、すでに実用化されてるんですね。
というか、別物ですか??
NHKニュースの伝えるところによりますと、東京都は取水制限が行われている
利根川水系とは別の多摩川水系でも雨が少ない状態が続き、上流のダムの貯水率が
平年を下回っているため、ダムに設けられた人工的に雨を降らせる装置を動かす
方向で検討している、とのことです。
お盆前辺りから、関東圏では、結構な雨が降ったような気がしていたんですが、
焼け石に水状態だった、というわけですかね。
これは何も関東だけではなさそうで、和歌山県(msn産経ニュース)や四国
(yomiuri on-line)でも取水制限が始まっているようです。
本ニュースで説明されている人工降雨装置とは、記事によりますと、
この装置は、水蒸気と結び付きやすい性質を持つ「ヨウ化銀」の細かい粒子を雲に向かって放出し、人工的に水滴を作り出す仕組み
だそうで、ヨウ化銀を使った雨雲発生原理は昔から有名で、よく使われてるようですね。
銀なので、あまり頻繁に使うと人体や環境に影響が出そうな気もしますが...
あと気になるのは、うまく雨雲を発生させられたとして、ピンポイントで
降って欲しいエリアに雨雲を発生させられるんですかね??
これがうまく行けば、他の地域も導入を検討したほうがよいかもです。
それにしても結局、ゲリラ豪雨はピンポイントに被害を発生させるだけで、渇水対策
にはならないんですね。
しかもこんな状況は何も日本だけではなさそうです。
お隣の大国でも、渇水で民衆が人工降雨装置稼働を求め、暴動が起こっている
(yomiuri on-line)かと思いきや、別の地域では洪水被害に苦しんでいる
(yahooニュース)とのことです。
世の中、うまくいかないもんですねぇ...
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