なんということでしょう...
msn産経ニュースWestの伝えるところによりますと、パソコン使用中に画面を操作
不能にした上で、復元名目に金銭を不法に要求する新種のサイバー攻撃が今年5〜9月、
国内で160件以上も確認されていることが4日、ソフト開発会社「トレンドマイクロ」
(東京)の調査で明らかになった、とのことです。
PCの画面をロックしてお金を要求するようなウィルスをRansomeware(ランサム
ウェア)というんだそうで、Ransomeが身代金、Wareはソフトウェアの略ですね。
記事によりますと、このウィルスに感染すると、
新種のウイルスは主にパソコン画面の起動直後に発生。突然画面がフリーズし、作動しなくなる。その後、海外の政府組織を装った「違法な行為をしたのでパソコンをロックした。解除するには金が必要」という英語メッセージと、電子マネーでの支払い方法が表示される。電源を落として再起動しても、停止したままで同じメッセージが表示され続けるという。
らしいです。
さらに記事には、現時点では金銭被害などは表面化していないが、感染した場合は、パソコンのメーカーやウイルス対策の専門家に相談することを勧めている、とのことです。
Let's Emu!というサイトで、このランサムウェアについて、解説されていますが
こういった新種のウィルスにひっかかるのは、概ね以下の4つの対策をしていない
場合が多いそうです。(Windows PCの場合)
1.Javaを旧バージョンのまま放置している。
2.Adobe Readerを旧バージョンのまま放置している。
3.Flash Playerを旧バージョンのまま放置している。
4.Windows Updateが行われていない。
上記4つは必ずアップデートしておきましょう。
意外とセキュリティ対策をしてない人が多かったりしますが、どこで感染するか
解りませんので、ウィルス対策ソフトを常駐させ、バックアップは必ず取って、
最低限、保存してあるデータは守っておきましょう。
感染した場合、最悪、OSのリストアなどを行わなければなりません。
これが非常に面倒だという方は、OSのイメージファイルを保存しておくなり、
安い時にHDDをもう一台用意して、まるっとHDDごとコピーしておくと後々楽です。
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