2014年02月10日

理想ではあるが...アメリカで進む尿の肥料化

Manneken PisManneken Pis / Phillie Casablanca


リサイクル出来れば、一生発生するものなのでよいのですが...

ナショナルジオグラフィックに、アメリカで人間のおしっこをリサイクルして
植物の肥料にしようという動きが広がりつつある、という記事が掲載されて
います。

この手のリサイクル事業はときどきニュースで話題になるところではありますが
なにせ、人様の排泄物であるということ、既存インフラの改修費用等、いろいろ
ハード、ソフト両面で課題があるのが現実なようです。

記事によりますと、
・人間のおしっこは、植物を成長させるのに必要なリンと窒素を豊富に含んでおり、
 肥料の主要成分でもある、
・現状の合成肥料には生産に多くのエネルギーを必要とし、環境問題に関係している。
・バーモント州ブラトルボロのリッチ・アース・インスティテュートの共同設立者で
 あるキム・ネイス氏は、人間の尿は、汚水処理場に届く前に分離することで、
 立派な肥料代替物、すなわち、「現地にある、便利で、無料で、衛生的な、窒素と
 リンの供給源」になる
そうです。

課題としては記事によりますと、現状の排泄物回収システムと分離していかに
尿を回収するか、と人様の尿を使って食物を育てることへの世間の抵抗感の
ようです。

まぁ、昔は日本の農業においても、人糞とか使ってたわけで...それで食物を
育てることにはそんなに抵抗ないとは思いますが、尿だけを回収するシステムを
構築するのは、かえって時間とコストがかかりますよね。

あと気になるのは、記事によりますと、
低温殺菌した尿は完全に衛生的であり、農業に利用できる。

とあるのですが、低温殺菌して肥料化するコストは現状の合成肥料製造コストより
安くつくのでしょうか?...そこが気になるところです。

しかし、このシステムがうまく回るようになれば、ひとつの循環型社会が実現
しますよね。

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posted by ケイエフ at 14:09| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 今日の気になるニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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