
まだ実用化には時間がかかりそうですが、実用化できれば、災害時などで連絡が取れやすくなるので、早期実用化になるといいですね。
JC-NETの伝えるところによりますと、アメリカの著名IT技術開発者で経営者のスティーブ・パールマン氏が19日、スマートフォンなどの利用者が、同じエリアで一斉に通信を行った場合でも、回線網の混雑を避けることができる新しい技術を開発したと発表した、そうです。
記事によりますと、この新技術は、特殊なアンテナを使って電波を増幅し、利用者ごとに区画を割り当てるという方式で、携帯端末の利用が増えても回線網の混雑を避けることができる、らしいです。
このため、災害時など携帯端末の利用が集中した場合でも、通常どおりに通話やインターネットへの接続ができるようになると期待される、と記事は伝えています。
英語ではありますが、Extreme Techというサイトで詳しく紹介されていて、パールマン氏による説明および軽く実験している映像も見れます。
google翻訳レベルで読んでみたのですが、結構難しいです。
しかし、実験映像をみているとちょっとおもしろかったですよ。英語がそんなに堪能ではない私なので断片的なイメージでしか捉えることができませんが、ゆっくり動かすと電波の乱れがあるけど、普通に動いていたり、停止してる場合には全然問題なく電波をキャッチ、さらに、周りの機器との電波干渉もない、という感じです。
同記事によりますと、実用化にはまだまだ時間がかかりそうだとのことですが、これが世にでたら災害時に連絡が取れなくて困ったというのは解消できそうですね。
ところで、この技術、山間部など電波が届きにくいところでも使えるんですかね?非常に興味深いです。
あとは、どれくらいの費用で使えるか、ですね。
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