2014年03月19日

EUの新トレンド??大気汚染深刻で公共交通機関 3日間無料 仏

凱旋門凱旋門 / ColdSleeper


確か2年前にはドイツでもやってましたよね...

AFP BBニュースの伝えるところによりますと、フランスの首都パリ(Paris)市当局は13日、市内の公共交通機関を3日間無料にすると発表、その理由は、異常に暖かい気候と風が吹いていないことが原因で大気汚染が深刻化していることからで、自家用車の使用自粛を促すことが狙いだ、とのことです。

記事によりますと、ここ数日、パリをはじめ国内の多くの地域では、大気汚染警報が最も警告度の強いレベルで発令される状況、その原因は、夜間の冷え込みと日中の暖かさ、そして風が吹いていなかったこと、らしい。

大気汚染深刻化で、住民の健康に重大なリスクがもたらされるため、14日朝から16日夜まで公共の交通機関を無料にする、としたとのことです。

PressTVというサイトで動画が公開されていますが、結構ひどいですね。

またパリの画像を探していて、たまたま発見したのですが中国の方が作られたサイトですかね?『aqicn.org』というサイトで、汚染状況が表示されています。
いや...ヒドイですねぇ。今日はそこそこ数値が下がっていますが、昨日見た時は、最高で115ぐらいまでッ数値が上がってました。

そう言えば、ヨーロッパでは、地球温暖化の影響でぜんそくの症状を引き起こすアレルゲンが増加し、全体の24%のヒトがアレルギーの症状と推定される、というニュースもありました。

某お隣の大国のおかげで、大気汚染に苦しむ我が国ですが、なにもアジアに限ったことではないようです。
風が吹かない、というのは、とても怖いことですね。大気の流れが無くなってしまうわけで...

こういうニュースを見ていると、自動車メーカーにすれば少々耳の痛い話かもしれませんが、今後、ノーマイカーデーが義務付けられるような時代がくるかもしれませんね。
その前に電気自動車なり、水素自動車なりが主流になれば問題ないでしょうけど。

そう言えば、以前、自転車に空気清浄機をつけて走るコンセプト・デザインがありましたが、自動車もどうせエンジンを冷やさないとダメなわけですから、いっその事、空気清浄機能をつけてはどうか、とも思います。

自転車だと効果は考えものですが、自動車だと結構な効果が出るのではないでしょうか...
ちなみにこの規制、同じAFP BBニュースによりますと、一定の効果が見られたとのことで、昨日解除された模様です。

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posted by ケイエフ at 09:07| 大阪 | Comment(0) | TrackBack(0) | 今日の気になるニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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