ウソつぶやきがどれくらいあるかで、このシステムの信ぴょう性が決まりますね。
msn産経ニュースの伝えるところによりますと、総務省が、台風やゲリラ豪雨で洪水や土砂崩れなど災害の発生が危ぶまれるとき、短文投稿サイト「ツイッター」のつぶやきなどインターネット上の「ビッグデータ」を気象データに組み合わせ、避難情報を地方自治体や住民に素早く伝えるシステムを官民でつくる、そうです。今夏にも実験を始め、2016年度をめどに実用化を目指す、と記事は伝えています。
記事にはさらに具体的な内容が記されています。それによると、
雨量や河川の水位などの気象関連情報や、住民がツイッターやフェイスブックなどに投稿した情報をもとにリアルタイムで被災状況を把握したり、被害が出そうな地域を予測したりする
というシステムのようです。
この内容ではちょっとまだ具体的にどんな情報をどのように活用するか、よく見えないですね。
被害状況が画像で添付されてるようなものを集めて、被害が大きい地域を特定して注意喚起するようなものなのか、”雨ヤバい”とか”浸水”とかそんなつぶやきを集めて気象データと照らし合わせるようなものなのか...
こういった情報を活用する場合は、情報提供者(この場合はつぶやいてるヒトたち)の善意にすべてがかかっているわけで、意図せずウソ情報を拡散してしまった場合でも、それはそれでひとつのビッグデータとなりえるわけです。そこの課題をどうクリアするかだと思うんですが...
システムの精度やつぶやき内容によっては、被害を最小限に抑えることができるので、是非がんばってもらいたいところです。
しかし、こうなってくるとますます通信モバイル端末が必要性を帯びることになりますね...システムの開発と同時に、通信費および端末を安くしてほしいですね。
まぁ、それでも随分、回線も端末も選択肢は広がってきてますけどね。
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