2014年06月19日
第一回 震災対策技術展 大阪に行ってきました。
大阪駅に隣接したグランフロント大阪にあるコンベンションセンターにて6月17日・18日に開催されました、『第一回 震災対策技術展(自然災害対策技術展) 大阪』に行ってきました。
入口入ってすぐはこんな感じ。
場所がアクセスしやすいからか、昨日NHKのニュースで報道されたからか、先日行ってきた防犯・防災展より客入はよかったようです。
とは行っても、私も初めてグランフロント大阪に行きましたが、このコンベンションセンターにたどり着くには、少々戸惑いましたが...^^;
震災対策展と名打つだけあって、建物や都市部の災害対策系の出展が目立ちました。
こちらは、液状化現象対策のようです。
エコカー的なものも、先日行ってきた防犯・防災展同様、展示されていました。
しかし、こちらは震災で家が倒壊しても車で二三日過ごせる仕様的な感じですが...
災害時のトイレ対策グッズ。
弊社では落石防護網も取り扱っておりますが、こちらの企業さんは落石防護柵のパネルを展示をされてました。
入れ替わり立ち代り説明を受けてる方が多かったです。
防災にチカラをいれてらっしゃる高知県、ここでも県を上げてのブースがありました。
都市部止水系のシステムの企業さんです。
防災展では、Nexco西日本のドローンが展示されていましたが、こちらの企業さんではセスナタイプの無人空撮システムのようです。
重さが0.5kgと表示されてましたね。軽い...
上記の無人空撮機で集めたデータからこんな画像が作れるよ、的な展示が。
3Dで表現できるんですね。
情報通信研究機構(NICT)のブース。
NICTでは、地震等で発生する電磁波を計測して防災に役立てるという研究をされてるようです。
一説には、巨大地震が発生する数日前にある種の電磁波が発生する、という話もあるので、やはり、こういう研究はしてるんでしょうね。
弊社はタキロン社の落石防護網でお世話になっておりますが、タキロン社のブースを発見。
今回の展示は落石防護網ではなかったようですが...
天井落下防止システムの企業さんです。
防災展でも、これらの天井落下防止や軽量素材の天井材などの展示もいくつか出展されていました。
急傾斜での掘削等で労働災害撲滅を目指したセーフティークライマー工法を扱う弊社としましては、”傾斜地”という言葉に反応してしまいました。^^;
全然関係なかったですが...
気象庁 大阪管区気象台の展示。
防災展ではブースがありましが、こちらの展示会では展示パネルと資料のみです。
そして、なぜか、大阪管区気象台の展示に土砂災害のパネルが...
公益社団法人 日本地震工学会の展示。
こちらも展示と資料のみ。
国土交通省 近畿地方整備局の展示。
防災展ではブースがありましが、こちらも展示パネルと資料のみです。
お約束。関西広域連合も展示とパネルのみです。
今回の展示会には、防災系のNPO法人もいくつか出展されてました。
”防災士”というのがあるんですね...そう言えば、過去に弊社のブログで防災士の試験問題みたいなのを扱ったことを今、思い出しました。
日本植生さんのブース。ソーラーパネルの展示のようです。
海外の方はなにやら説明されてました。スタッフの方かしら?それともお客さんですかね?
(独)土木研究所 寒地土木研究所のブース。
先日の防災展より、今回の震災対策技術展のほうが土木系のブースが多いですね。
そして、こちらも入れ替わり立ち代り説明を聞きに来ているヒトがあとをたちませんでした。
NHKメディアテクノロジーのブース。
東日本大震災の被災地を3D映像で映したものを見せていました。
震災対策技術??と思いつつも、前で説明を聞いているヒトがいたので、一緒に説明を聞いていると、こういった災害の状況をよりリアルに後世に残すことがひとつの目的だとか...
それが...すごいんですよ、この3D。
実際にぺらっぺらのサングラスみたいなメガネをかけて見せて頂きましたが、ものすごい立体映像です。
ディスプレイの中にちっちゃい被災地が立体的に出現する感じです。
この立体感が伝わるか!?と写真を撮ってみたのですが、やっぱ写真じゃ無理ですね。^^;
動画にすればよかった...
メガネを貸してくれた担当者の方に、この映像はいつごろお茶の間に出てきますか?と聞いてみたら、
”現在、8Kの技術が進んでるので、こっちが先か8Kが先か?...難しいところですね。こちらの3D映像は、映画アバターのあと、ちょっと下火になってしまったのと、まだまだこの映像を長時間みると気分が悪くなるというヒトもいますからね...”
とのことでした。
丁寧にご説明頂き、有難うございましたm( __ __ )m。
最近の展示会では、ドリンクコーナーは常設なんですかね、こちらの展示会でもドリンクコーナーがありました。が、招待客以外は有料??という感じでしたが...
【総括】
自然災害対策技術というサブタイトルはついているものの、震災対策技術展ということだったんですが、意外と土木系の技術を展示するブースが多くありました。
まぁ、場所的にも大阪駅というわかりやすく、アクセスしやすい場所なので、集客が見込めることを見越しての出展だったのかもしれませんね。
こちらの展示会でもやはり通信技術系のブースは多かったです。
ちょっとびっくりだったのは、スーツ系の、ビジネスマン的なヒト以外に高齢の方や、ベビーカーをつれた若いお母さん的なお客さんも入っていたりして、防災に対する意識の高さが伺えました。
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