なるほど...壊れた生態系を元に戻してやればええやん、という話か。
msn産経NEWSに、『シカ激増で止まぬ森林荒廃 生態系守護にオオカミの出番だ』という記事があります。詳細は記事を読んで頂ければよいかと思いますが、非常に興味深いです。
ざっくり言うと、シカが増えすぎて森林を食い荒らして木を枯れさせてしまうので、シカの天敵となるオオカミの数を増やしてやればいいやん、という話です。
興味深いのは、
オオカミ効果は、捕食だけでなくストレスによるシカの繁殖率低下にもつながるようだ。
という。なるほど、オオカミがシカを捕食するだけでなく、オオカミがいるということがシカのストレスになり繁殖自体の低減にもつながるというわけですね。
それ、いいじゃないですか...しかし、記事には課題も指摘されています。
オオカミが人を襲わないか?外来種を入れることへの抵抗などがそれです。しかし、この課題に関しては問題ない、という理由づけができているようですが...
なかなかよい考えだとは思うのですが、獣害関係で言うと、シカやイノシシもありますがクマもありますよね?クマはシカとか食べないんですかね?
クマの被害で悩んでるところのクマを捕獲して、シカの被害が多いところに持っていくのはどうなんでしょうか?そんな単純な話ではないのですかね?^^;
深刻になる獣害対策のひとつのアプローチとしてはありかもしれませんね。
もともと日本にもオオカミがいたわけですから...
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