2014年08月05日
台風12号の影響は大分もひどい...そして台風11号が...
台風12号が四国で大きな被害を出しましたが、大分でもひどかったようです。
大分合同新聞の伝えるところによりますと、台風12号による大雨の影響で、県内は3日までに、各地で土砂崩れや倒木などの被害が相次いだ、とのことです。詳細は記事を読んで頂ければよいかと思いますが、道路へ土砂が流入して孤立集落ができたり、のり面が崩壊し農地に被害も出ているようです。
徳島では大規模な土砂災害でYMCAに合宿していた小中学生が孤立、海上保安部が巡視船3隻を出動させて全員を救助というニュースがTBSニュースiが伝えています。
以前も台風より遠い場所での大雨を当ブログでお伝えしましたが、今回も台風12号の進路から離れた四国での大雨となりました。その原因をgooニュースが伝えています。
記事によりますと、大阪管区気象台によると、台風12号が日本の西側を通過した際、四国の上空で2つの強い風が合流したのが原因だ、と伝えています。ひとつは、台風から反時計回りに南西方向から吹き出す強い風、もうひとつは、太平洋高気圧によって南東方向から時計回りに流れる風で、2つの風が四国の山地にぶつかって絶え間なく上昇気流が起こり、雨雲が発達しやすい状況となった、というのが主な原因だそうです。
そして、台風11号が今週末に向けて勢力を強めてゆっくり進んでいるようです。
台風12号の傷跡もいえないまま、また台風というのは...地域の気象情報や災害情報に十分注意して、いつでも避難できるようにしておきましょう。
【関連記事】
夏のゲリラ豪雨対策に、『高解像度降水ナウキャスト』気象庁
先週末、各地局地的豪雨で災害多発
台風付近より遠隔地で大雨なぜ?...梅雨前線と積乱雲が原因かも
台風8号の影響以外も...各地で土砂崩れ相次ぐ
これは見やすい!『台風情報と「減災リポート」のリアルタイム・マッシュアップ』Google Earth
Follow @norimenKF
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバック