ナショナルジオグラフィックに興味深い記事が掲載されています。
詳細は記事を読んで頂けばよいかと思いますが、ざっくり記事の内容をお伝えすると、酸素のある状況下でも、空中の窒素を植物が使える形に変換する『窒素固定』を行うことができる微生物いる、しかし、その微生物はその特性が解ったあと、どこかに消えてしまった、これを再び発見し、普通なら窒素固定ができない植物にその能力を組み込めば、農家は従来よりも少ない肥料で多くの作物を育てられるようになる、というお話です。
これまで、当ブログでもあれこれ微生物絡みの記事を扱ってきましたが、まだまだ世の中には色んな微生物がいるもんですね。
あと、興味深い内容も...
今年に入り、フリーゼン氏と、彼女のラボの研究者ジェフ・ノーマン(Jeff Norman)氏は、セントラリアにある丘の中腹に活発な煙の噴出口を見つけた。熱のためにそこだけ雪が解けており、土に触れると熱い。吐き出される煙には検出可能な濃度の一酸化炭素が含まれていた。探していた種にとって絶好の生息条件だ。2人は土壌サンプルを集め、ビニール袋に入れて密封し、念願の菌が中にいることを願った。
こういう微生物を使えば融雪に使えるんじゃないないですかね...ただ、生き物だけにコントロールできるかどうか、という部分はありますが...大量増殖してコントロールできなくなったら、SFホラーみたいな話になってしまいますが。^^;
農業や植物育成に関わる方は、ご一読されてみてはどうでしょ?
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