2014年10月14日

また増税!?...大阪府、森林環境税導入検討

Property Taxes IconProperty Taxes Icon / danielmoyle


なんか...税金ばっかり...ある意味仕方ない部分もありますが...

yahooニュース(エコノミックニュース)の伝えるところによりますと、大阪府で、有識者による森林保全と都市緑化推進に関する検討会議を開催、このたび中間とりまとめ案を発表した、とのことで、「森林環境税」の導入が提言された、そうです。

記事には、森林環境税についても説明されています。引用させていただくと、
森林環境税とはあまり聞かれない言葉であり、初めて聞く方も多いだろう。環境税とも細かく言うと違うらしい。森林が持っている水質や土砂災害の防止といった自然が持つ機能が低下しないよう、様々な施策や事業を行政が行い、そのために必要な費用を税金として住民が負担する趣旨のものだ。
似たような税金はほかに水源税といったものもあり、森林の水源涵養機能の回復・維持のため整備等の事業を行い、そのための費用を税金とする。ちなみに、地方税法に定めのない法定外目的税ということになる。


さらに記事によると、この森林環境税導入検討の背景について、大阪府の主張は、
「近年の集中豪雨の増加や病害の発生、また、木材価格の低迷や林業従事者の減少・高齢化など、林業を取り巻く厳しい状況のもと、所有者の主体的な取組みだけでは追いつかず、森林整備の遅れによる機能の低下が危惧」


確かに...名前は違えど、他府県でもすでの導入されているところも結構あるそうです。
来年10月には消費税10%へのアップも検討されている昨今、さらに税金を取られるのは如何なものかと思ったり、そもそも災害対策として税金を取られるのが、国と自治体のダブルというのもどうなんでしょ?と思ったりします。

いっそのこと一元化して、どっかの保険会社じゃないですが、土砂災害発生頻度の割合や地形で税率変えてもらうとかしてほしいですね...

どうなることやら...

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posted by ケイエフ at 08:58| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 今日の気になるニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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