2014年10月30日

間伐森林事業で下層植生回復に成功 静岡

Tenguyama mountain Tengunomori 天狗山 天狗の森遊歩道Tenguyama mountain Tengunomori 天狗山 天狗の森遊歩道 / bluXgraphics(motorcycle design Japan)=Midorikawa


間伐はやっぱり大事ってことですね。

@S 静岡新聞の伝えるところによりますと、県が森林(もり)づくり県民税を財源に進める「森の力再生事業」により間伐した森林の98%で、下草や広葉樹の下層植生が回復していることが分かった、そうです。回復が十分ではない整備箇所でも樹木自体の生育は順調で、県は「事業の効果で森林の機能が戻ってきた」とみている、そうです。

記事に下層植生の説明がありますが、
下層植生は、雨水などによる地面の浸食や土砂の流出を抑える機能を持つ。

だそうです。
同事業は間伐で森林内に光が届きやすくすることで、多様な下層植生を育て、水を蓄える「森の力」を回復させるのが狙い、と記事は続けています。

税金を投入した甲斐があった、というわけですね。
こういう成功事例があると、費用対効果の高い土砂災害対策になって県民も納得でことでしょう。

そう考えると、つい先日大阪でも森林環境税の話がありましたが、間伐に使われるならよいのかもしれません。
ただ、大阪府民としては、お安くしてほしいですけど...

ゲリラ豪雨などが増えて、土砂災害の頻度が上がっているのですが、林業業界はかなり厳しい状況。ですが、これで少しは林業業界の需要が増えるのではないですかね...

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posted by ケイエフ at 08:52| 大阪 | Comment(0) | TrackBack(0) | 今日の気になるニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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