
クラウドサービスが続々土木・建築の現場にも入ってきてるようですね。
ITmediaエンタープライズの伝えるところによりますと、NTTコミュニケーションズと大林組が4月から、クラウドと機能素材“hitoe”の衣服を活用した、作業員向け安全管理システムの実証実験を開始する、そうです。
まず、この”hitoe”なる素材、一年ほど前に、ケータイWatchで記事が取り上げられてますね。
気温の上昇に伴う作業員の熱ストレス(外部の気温が身体に負荷をかけていること)を可視化し、作業員本人や管理者が、体調管理、事故防止のための対策を講じやすくするのが目的のようです。
そして、Futurusの伝えるところによりますと、コマツが発表した建設現場ICT (情報通信技術)ソリューション『スマートコンストラクション』に対して、ビジネス向けアプリ開発企業のオプティムが、ビジュアルリモートサポートサービス『Optimal Second Sight』を3月19日から提供を開始、したそうです。
詳細は動画が公開されてるので、そちらをご覧頂ければよいかと思いますが、スマホやタブレット端末で熟練オペレーターが現場にいなくても、遠隔で指示を出したり、資料の送付・カメラ操作・赤ペン指導などが行えるサービスだそうです。
動画はこちら。3分少々。
いずれのサービスも人材不足の悩みを抱える業界として、クラウド技術を使って、スタッフの管理・育成を行おうというところですね。
クラウドサービスはとても便利なんですが、なんせ通信インフラを使うわけで、色んな課題やリスクもあるので、これにどっぷり頼り切るというのも気をつけねばなりません。
IT技術はとても便利で時短・効率アップに繋がるのですが、もしもの場合にアナログ対応できるバックアップを作っておくことが大事だと思います。
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