
個人的には、こういう発想は大好きで楽しそうと思ったりするんですが...
ガジェット通信で紹介されていた、『宮脇町ぐりんど』という、賃貸住宅がなかなかユニークです。
記事を読むと、斜面にユニット式っぽい住宅を”置いて”固定して住宅地としているような賃貸住宅です。
詳細は記事を読んで頂ければよいとか思いますが、ゆくゆくは木が生い茂る雑木林の中に家がある、そんなっ感じになるようです。
記事からそのイメージをお借りすると、こんな感じになるようです。

”斜面に住宅”...これだけで十分、土砂災害とか大丈夫なんだろうか?と誰しも思うと思うのですが、
当然設計された方もそこは十分考慮にいれているようで、本家サイトのFAQにちゃんと説明があります。
引用させていただくと、
木造とRC造の初歩的な違いも大きいのですが、
充分な地盤調査の上、峰山という本来岩山の強固な地盤を捕まえております。
しっかりした地盤調査の必要のない木造との決定的な違いがここにもある上、
重量の重いRC造を成り立たせるには、充分な検討が必要なのです。
かつ、設計上は予期していなかったのですが、10年以上前にあった「警察の宿舎」の杭が何本も施工途中に出てきましたので、それに基礎を絡める形で現在の「ぐりんど」は成り立っております。設計で見込んだ強度を充分に超えて、そこに建っているということなんです。
そのほか、雨漏りや虫の問題も考えた回答が用意されてるようです。
なんか、秘密基地みたいでこういう建物、大好きなんですが、近年は我々の想像を超える自然災害が多々発生しているので、いざという時の対策であったり避難方法であったりをよく考えれば、楽しいことこのうえない住宅ですね。
ただ斜面なだけに大雨が降ったら、玄関の前が川状態になりそうですが...^^;
最終的にはこんな感じになるようです。

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