
excite newsの伝えるところによりますと、石川県を流れる一級河川が今月初めから土砂災害発生により濁流となり、田植えを控えた水田を覆うなど、川から海、農地へと被害が拡大し続け大きな問題となっている、そうです。
記事に動画があるのでそちらを見て頂いたほうが早いと思いますが、土砂を含んだ濁流が田んぼや海に流れ込み、微細な泥が蓄積しお米の収穫に大きな影響を与えそうだということで処理が大変なようです。
(※動画は2分半ほどです。)
さらには、来月からアユの放流も行うそうですが、アユは石に生えるコケを食べて成長するらしいのですが、この泥が岩にかぶってしまい、そうなるとアユがコケを食べれず成長できない事態となるようです。
土砂崩落が起きた現場は、急傾斜地で道路もなく、立ち入ることができないので為す術がないようです。
「融雪期が解かれる頃には基本的にはなくなるが、まだ湧水などがあるかもしれませんので、今ここでいつまでに収まるとは、なかなか言い切れない」
と、国土交通省 金沢河川国道事務所 スタッフ談が記事に掲載されています。
一ヶ月も影響が出ているというのは、困ったもんですね。
このまま梅雨に突入したら、さらに長引きそうな感じですが...
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