以前、気象協会が、気象データと流通情報などを組み合わせた、商品の需要を予測する新たなサービスを開始した、とお伝えし、このサービスはある一定の効果を生んでいる、という結果も出てましたが、気象庁も企業のビジネスに役立ててもらうと気象データを公開する『気象リスク管理』という特設ページを儲けている、と西日本新聞が伝えています。
知らなんだ...その内容がなかなかおもしろいです。
記事よりざっくりした内容の説明を引用させて頂くと、
2013年5月に開設された。全国各地の過去の気象データや2週間先の平均気温予測を手軽に調べることができるほか、アパレルやドラッグストア業界の商品需要と平均気温との関係の分析結果も公開。「スポーツドリンクは平均気温25度以上になると販売数が増える」などと、商品の在庫管理の参考情報を示している。
だそうです。
気象リスク管理技術調査報告では、農業、アパレル、ドラッグストアなどの分野において、気象と商品の売れ行きの関係、作物の被害発生リスク、着衣の変化などのデータがPDFファイルやページで報告されていて、普通に読み物としても面白いです。
弊社も粉体の商品を扱っていますので、こういう気象データは非常に興味深いですし、弊社のお客様は山の中で作業される方も多々いらっしゃるので、土木業界との関係も上がってくるとお役立ちですね。
こういうデータが無料で見れるのは非常にありがたいです。
皆様の業界やお仕事に役立つ情報や思わぬ盲点を見つけられるかもしれませんよ?一度覗いてみてはどうでしょ?
気象絡みでおまけ:
以前、外の天気をお部屋に再現してくれる『Tempescope』なるガジェットがなかなかいい感じとお伝えしたことがありますが、いよいよ商品化へ向けてクラウドファンディングで資金調達中だそうです。(Gizmodo japan)
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ちょっと酷??...総務省が気象庁に勧告、気象予測の検証を...
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すぐ飽きそうだけど、ちょっとほしいかも...天気を箱の中に再現できる『Tempescope』(2014)
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