実現性は低いとして、そんな法律決めてどうすんでしょうか...
wiredの伝えるところによりますと、米上院が、営利目的での宇宙資源の利用を米国の市民や企業に認める法案を可決した、そうです。
記事によると、この法案、小惑星の資源を発掘して地球で利用するビジネスを可能にするもので、「宇宙資源」の商業的な探査と利用に米国市民が携わるのを認めた条項で、法案では水や鉱物といった具体例が挙げられている、ただし、資源を利用できる権利は、宇宙に存在する「生きていないすべてのもの」が対象であり、商業探査チームが生きた微生物を発見しても、その微生物を営利目的で利用することはできない、んだとか。
宇宙資源ってアメリカのものですか??と思ってしまう法案ですが、そこが物議を醸してるらしく、米国は、英国、フランス、ロシアなどと同じく、1967年に宇宙条約に署名しており、、その条約には次のような一文がある、と記事は伝えています。
「宇宙空間は、月やその他の天体を含め、主権の主張によっても、利用もしくは占領によっても、または他のいかなる手段によっても、国家の占有の対象とはならない」
そらそうだ。
なので、同法案では、
「米国は本法律によって、いかなる天体に対する主権、国権、占有権、司法権を主張することも、所有を主張することもない」
と書かれてるんだとか...どないやねん┐(´д`)┌。
随分前から勝手に月の土地を売ってるヒトがいますが、国際的な取り決めも出来てない現状では意味ないのでは...ただ、今後国際的な話し合いになった場合、すでに国内での法整備ができているとなれば、いざというとき、早くアクション起こせますけどね。
てか、そんなことよりもっとほかに決めないといけないことがあるんじゃないの?というのが米国民の気持ちなんじゃないかと...^^;
米国の宇宙資源開発技術はそこまで来てるということなんですかね。
ちなみに、記事によると、地球が周回する軌道の周りには、直径45m以上の小惑星が9,000個以上存在しており、そのうちのいくつかは、これまで地球上で採掘された合計量に匹敵するほどのプラチナなどを含んでいる可能性もあるんだとか...
そりゃ、次世代の産業として育てたいところですね。
資源採掘に、是非、瞬発・多段式 非火薬岩盤破砕システム NRCをどうぞ。
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