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※イメージ画像です。
景気が上向かないこのご時勢に1億の損害賠償はキツいですね...企業としての責任をちゃんと果たしましょう。
毎日新聞の伝えるところによりますと、県土地開発公社が分譲した市川三郷町の工業団地の予定地から大量の産業廃棄物が見つかり、公社が土地の購入元業者などを相手取り、撤去費用などの損害賠償を求めた訴訟で、甲府地裁は23日、被告らに計約1億円の支払いを命じる判決を言い渡した、とのことです。
なかなか、ひどい案件ですね、記事の説明を引用させて頂くと、
公社が訴えていたのは、いずれも市川三郷町の元水道業者と土木業者。判決では、予定地の所有者だった元水道業者は不要な水道管などを予定地に埋め立て、同公社に知らせず売却。土木業者が予定地を造成する際、別に請け負った工場解体で出た木片やタイルなどを埋め立てた、とした。
元水道業者もひどいですが、不要な水道管を埋めた上に、造成する業者も別現場の産廃を埋める、と。
このふたつの業者はお友達ですかね??
無許可で産廃を埋め立てたりすると、土壌汚染が進む可能性があり、その土地から重金属などの有害物質が漏れかねないので、造成にあたる企業さんはこの部分を考えないとダメですね。
景気がなかなか上向かない中で、この損害賠償は企業としては大きな痛手ではないでしょうか?
リスクマネジメントをしっかりやらないと余計な出費になるので、組織内でのマネジメントは大事ですね。
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