※画像はFuturusのサイトよりキャプチャさせて頂きました。
家で2番めにスペースを取るであろう洗濯機が無くなる時代が来るかもですね。
Futurusの伝えるところによりますと、オーストラリア・メルボルンにあるRIMIT(Royal Melbourne Institute of Technology)では、水や洗濯用石鹸を使わずとも、太陽光やランプの光を当てるだけで、簡単に汚れが落ちる特殊な繊維を発明し、開発の真っ最中だ、そうです。
どういう事??と思ってしまいますが、ナノテクノロジーを用いて製造される特殊な素材がキーとなっているらしいのですが、企業秘密と言いつつも開発に当たっているラマナサン博士が語るところによると、
「この繊維はナノテクノロジーを用いて作られており、特に光を吸収しやすくするため3D構造を持っているのです。これが汚れを分解し、繊維から素早く排除することを可能にしたのです」
(中略)
「原材料には、銀と銅がメインに織り込まれており、それにナノテクノロジーを駆使して製造されています」
ほぉ...ということは、ひょっとして、靴の中敷きなんかに使えば、水虫の発生も抑えられるかもしれませんね。^^;
この銀と銅を含んだ繊維は、太陽光はもちろんのこと、電灯の光に当たるだけで繊維内部で化学反応が起き、たちまち汚れを分解し排除するパワーを発揮するのだ、と記事は続けています。
おいくら万円するのか、耐久性や重量などもとても気になるところですが、そのヘンの情報はまだないようですね。
弊社が関係する土木の業界はとにかく汚れることが前提の業界なので、使用する親綱であったりネットであったりが汚れても立ちどころに綺麗になれば、汚れの分の重みがなくなるので、扱いやすくなりますね。
なにより洗濯機が家からなくなったらこんな有りがたいことはないです。邪魔だし(≧m≦)ぷっ!
ただ、これがうまく開発されたとして、世の中で使われる繊維がすべてこれになるころには、私はもうこの世にはいないかもしれませんが...^^;
今後の開発に期待です。
と、こんなことを書きながら、ふと思ったのですが、こういうのって金属アレルギーの人は着用できないのかしら??
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