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- Photo credit: kobapan via Visual Hunt / CC BY-NC-ND
※イメージ画像です。
ほぉ...これは斬新。
産経Westで紹介されていた洲本市の間伐材利用が面白いですよ。
記事によりますと、淡路島内の漁業協同組合でつくる一般社団法人「淡路水交会」が、魚介類が育つ豊かな海づくりを目指して洲本市由良町由良でウバメガシとヤマモモの苗木を植える「漁業者による森づくり活動」を行った、という内容。
海で仕事をする人が”森づくり”?
どういうことだろう?と記事を読んでみると
淡路島内の各漁協はウバメガシなどの間伐材を束ねて海に沈め、アオリイカの産卵床造成を行っている。また木を植えることで土砂の海への流入を防ぎ、鉄分やリンなどの森の栄養分を海に流して魚介類の育つ「豊かな海」をつくろうと、平成21年から島内で植樹活動を行っている。
ということらしいです。
なるほど...これは面白いですね。
よく間伐材の扱いに困っていたり、逆に間伐しないと森が育たないというニュースを目にしますが、これなら一石二鳥ですね。
しかも同地域では小学生を巻き込んで(言い方が悪いですね、ごめんなさい^^;)、同活動を行っているので、生態系や環境学習にももってこいです。
小学校で課外学習の一貫としてやってみてはどうかと思います。
それにしても、間伐材が産卵床になるとは思いもしませんでした。
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