2017年06月29日

急傾斜、瓦礫の上でも対応可能な、新しい災害対応重作業ロボット、東北大など実証実験開始



※画像は国立研究開発法人 科学技術振興機構のサイトよりキャプチャさせて頂きました。


どんどん進化していってますね...

【災害現場に特化した重機のプロトタイプ】


マイナビニュースの伝えるところによりますと、東北大学は、内閣府総合科学技術・イノベーション会議が主導する革新的研究開発推進プログラム(ImPACT)タフ・ロボティクス・チャレンジ研究開発課題「災害対応建設ロボットの開発」において、大阪大学大学院工学研究科の吉灘裕特任教授、東京工業大学工学院の鈴森康一教授らのチームが、2重旋回機構を用いた複腕の災害対応重作業ロボット(建設ロボット)を開発し、災害現場を模擬した評価試験フィールドにて実証試験を開始したことを発表した、とのことです。

詳細は記事を読んで頂ければよいかと思いますが、災害現場で復旧作業で必要かつ重要な作業をこなせるように、急傾斜でも対応可能、瓦礫の上でも動作可能、遠隔操作で作業員の安全確保、などの機能を盛り込んだのが今回の重機のようです。

そのプロトタイプで、災害現場を模擬した評価試験フィールドにて実証試験を開始した、というわけです。

【アームの爪も手のように...】


この重機、色んなところに工夫が盛り込まれてるようで、記事より引用させて頂くと、
さらに、片方の腕に装着される4本指ハンドは、バケット(ショベル)のような「掘削」と、ハンドの「把持」のモードを切り替えることが可能で、対象物の形状に応じた幅広い制御に対応する。

だそうです。

なんだか、だんだんガンダムとか人型ロボットの背中が見えてきた感じですか?(^o^)
同研究の詳細は国立研究開発法人 科学技術振興機構にありますので、ご興味のある方はそちらもどうぞ。

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