※イメージ画像です。
東大の、『地震予知は無理』という、『地震学者』さんに是非お話を伺ってみたい^^;。
【地震の前兆音で地震予知は可能とする論文が発表される】
tocanaの伝えるところによりますと、アメリカ地球物理学連合(AGU)が発行する地球物理学のウェブ科学誌「ジオフィジカル・リサーチ・レターズ」に、地震の発生前、地下で岩盤が擦れ合うことによる“音”が生じており、これを解析することで地震を予知できる可能性が見えてきたという論文が掲載されたそうです。
この論文の著者は、ケンブリッジ大学の材料科学者コリン・ハンフリーズ氏。材料科学者??
氏によると、
地震の発生前には、岩盤が音をたてる。これは、岩盤の表面が別の表面と擦れあって鳴る音だ
この岩盤のノイズを捉えることができれば、地震予知の可能性が大きく開けてくることになる、と主張しているようです。
ただ、
ただし、同現象は研究室内で人工的に起こした地震によって確認されたものであり、今のところ実際の地震発生前に観測されたわけではない。
とはいえ、ハンフリーズ氏によれば、問題の“前兆音”は地震発生の1週間前には発生するだろうということ...
と続けており、実際に地震の前の前兆音を記録・検証したわけでなく、人為的な実験でのお話のようです^^;。
さらに記事には興味深い話が掲載されています。
さて、地震にまつわる“音”としては、古くから揺れの前に鳴り響く轟音「地鳴り」の存在も知られている。だが、電気通信大学の早川正士名誉教授は、「地震予知と地鳴りの関係はいまだ科学的に解明されておらず、地震の前兆として考えるのは現時点で早計」(THE PAGE、2016年1月17日)と指摘する。
意外ですね...もっとこっちの研究のほうが進んでいるのかと思ってましたが...
【そこに山があるから...的な。】
地震を予知できれば確かに多くの人命と財産を守ることが出来るわけですが、世の中に絶対というものはないわけで、難しいですね。
しかし、記事に
著名な地球物理学者である力武常次・東京工業大学名誉教授(1921〜2004)は、「なにがしかの真実を含んでいるとすれば、そのデータをなんとかして科学の対象とすることは、科学者のとるべき態度であろう」
という言葉を引用しているように、無視できない事例があれば、原因解明を目指すのが科学者のとるべき態度ではないだろうか?というのは共感できますね。
是非、一度この”地震の前兆音”も検証してみてほしいところです。
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