日本で実験すればいいのに^^;。
【既存の建物に塗るだけでOK!?】
techable.jpの伝えるところによりますと、カナダのブリティッシュ・コロンビア大学の研究チームが、既存の建物に塗るだけで耐震性を格段にアップさせられるコンクリート「EDCC」を開発した、とのことです。
( ̄ロ ̄|||)なんと!記事によると、マグニチュード9.0にも耐える強度を確保できるとのことで、現地の小学校の建物の補強工事に使われる予定、なんだとか。
ブリティッシュコロンビア大学に実験の動画があったので、まずはそちらをどうぞ。
「EDCC」(Eco-friendly ductile cementitious composite)というこの素材、中身はなにかというと、
フライアッシュと呼ばれる石炭灰の一部にポリマー系ファイバー、工業用添加剤などを加えて作られている
と記事では伝えられています。
10ミリ厚になるように壁にEDCCをスプレーし、東北大震災と同じマグニチュード9.0~9.1の揺れを加えた実験では、従来のコンクリートブロックの壁の60~65%が崩壊したのに対し、EDCCを吹き付けた壁はたわみながらも壊れることはなかった、そうです。
これは有能。
【どうせなら、日本で...】
カナダって地震多いんですかね?全然イメージにないんですが...^^;
実験ではかなりうまく行ってるようですが、実際はどうなんですかね?
日本という地震大国で是非実験してほしいところです。
しかし、これが実験通り機能してくれるなら、日本ではバカ売れですね。^^;
でもお高いんでしょうか?
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