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- Photo credit: Tom Raftery on Visualhunt / CC BY-NC-SA
※イメージ画像です。
使い分けがいいんじゃないかと...
【9割超は投稿方法の紹介や注意点】
yahooニュースの伝えるところによりますと、昨年7月の九州豪雨で「救助要請」のタイトルがついたツイッター投稿があふれたが、被災者からの救助要請は約3%にとどまることが東北大災害科学国際研究所の佐藤翔輔准教授の調査で分かった、とのことです。
記事に詳細があるので読んで頂ければよいかと思いますが、9割超は投稿方法の紹介や注意点など「不要不急の投稿」が占めていた、と続けています。
【ルールづくりは必須】
記事には、
「ツイッターは不特定多数に向けた情報発信。そもそも救助要請に不向きではないか」
というコメントも寄せられていますが、痛し痒しですね...
日本人のいいところが裏目に出たというか...Twitterの即時性と拡散力を考えれば緊急事態の際に最も緊急性を広げやすい側面はあるものの、やはり使う側のマナーというか個々のしきい値の差というのがはっきり出て、よくも悪くも影響しやすいですし...
以前、当ブログでも紹介したように、救助要請で一番よいのはやはり電話で110番や119番に連絡するのが一番の手段なんですが、電話が通じなくてネット通信だけは通じるようなケースでは、どうするのか?等いろいろルール作りは必要になるでしょう。
災害対策に関わる人達でルールづくりして発布するしかないですかね。
今できることは災害時、無駄に”#救助”みたいなTweetしないことなんでしょうね。
気をつけましょう。
【関連記事】
やはり電話が一番...SNSでの救助要請の効能(2017)
行動の前によく確認を...九州北部豪雨被害 善意の『タオル大量送付』問題(2017)
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ジオタグなど位置情報とハッシュタグを適切に使うことにより、災害時のツイッターによる救助要請の諸々の課題は解決されると思います。
そのための訓練を行うべきと、提案しているところですが、なかなか広まらないのが実態です。
コメントおよびスライド紹介ありがとうございます。
>いなのしげるさん
>
>リンク先にあるスライドを御覧ください。
>ジオタグなど位置情報とハッシュタグを適切に使うことにより、災害時のツイッターによる救助要請の諸々の課題は解決されると思います。
>そのための訓練を行うべきと、提案しているところですが、なかなか広まらないのが実態です。