※イメージ画像です。
先日、『ルールづくりが必要...九州豪雨時の“救助要請”ツイッター、被災者から3%』と言う記事をアップしたところ、ツイッターによる救助要請にかかる諸所の課題を解決しつつ迅速かつ有効に救助要請が可能になるひとつのアイデアを教えて頂きましたので、ご紹介したいと思います。
【ハッシュタグとジオタグ利用で課題解決に...】
この情報をお送り頂いたのは、元国土交通省国土技術政策総合研究所 稲野 茂氏という方で、氏が2017年9月21日の第41回防災コミュニティ研究会で用いたスライドも併せてご紹介頂きました。
情報提供有難うございますm(_ _)m
早速、ご教授頂いたスライドショーを拝読させて頂いたのですが、非常に丁寧に、そして詳細にツイッター利用による救助要請案を解説されていらっしゃいます。
ご本人さまに同スライドの埋め込み許可を頂いたので、当ブログでも貼らせていただきます。
出典元:slideshare
https://www.slideshare.net/maod1/41-80091058
スライドは149ページに及ぶ一見膨大な量のように思えますが、1ページあたりのテキスト量は苦になるほどではないのでさらっと読んでいけます。
ツイッターをよく活用されてる方はお時間のあるときにご覧になってみては如何かと思います。
スライドショーの中には、色んな自治体での実施例も紹介されているので、行政の皆様は参考にされるとよいのではないかと思います。
【ポイントはやはり個人情報保護か?】
スライドの中でこれはいいんじゃないか、と思ったのは、東海大学内田研究室が開発したアプリ『DITS(Disaster Information Tweeting System)』。
ここにアクセスして投稿すれば、自動的にジオタグ(位置情報)を付加したツイートができるようなので、ご自身のツイッターアカウントの設定を変更することなく、位置情報付きのツイートが可能です。
ただし、ご利用のブラウザーの位置情報を読み取って付加されるようなので、ご自宅や居場所がバレたら困る場所でのご利用はしないほうがいいですが。(ここ重要^^;)
スライドの中で紹介されている事例を見る限り、そんなにノイズ(いたずら投稿)は見られないようなので、拡散力を考えると、やはり救助要請手段としては有能な気がします。
こういうのはトライアンドエラーで、使っていけば、新たな課題が出てきたり、改善が進むことが期待できるので、やっていく上で修正しながら、というのがよいかと思います。
うまく機能するようになるとよいですね。
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